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草主人従

草主人従とは「自然を愛し、敬意を払い、人はそれに従う」という日本人の生き方を表した言葉。「江戸しぐさ」の越川先生の本で知りました。

Archive [2008年01月 ] 記事一覧

口惜しいが素晴らしい-ボストン美術館浮世絵名品展

ようやくというか、ボストン美術館浮世絵名品展を、休みを取って見て参りました。 展示作品は、保存状態が極めて良く、そして退色がほとんどなく、つい最近刷ったばかりという感じのものが多くて、素晴らしかったです。 鈴木春信の錦絵などは、思わず溜息が出てしまいます。 浮世絵・日本画がお好きな方には絶対にお薦め。 遠くからでも見に来る価値があります。 本当は「スポルティング・コレクション」というのも、公開されるとよ...

福寿草

昨日、江戸園芸研究家の小笠原先生のお話を聞く機会がありました。今回の御題は「福寿草」。日本に古来から自生している多年草で、特に甲州街道沿いの埼玉近くが産地。江戸時代盛んに栽培され、後期の文化・文政の頃には一大ブームがあったそうです。つまり珍しい形・色のものが珍重され高値で取引されたとの由。当時は旧暦の正月にこの福寿草を床の間に飾る風習があり、市中にも福寿草売りの行商があり、浮世絵の画題にもなってい...

湯たんぽ

この所さすがに寒くなって、諸物価高騰の折から、湯たんぽを入れて寝ております。(去年までは電気毛布だった) それでふと疑問に思ったのが、湯たんぽの「語源」。 調べてみたら、湯たんぽは「湯湯婆」と表記し、「たんぽ」は中国語の唐音読みとのこと。「たんぽ」って響きは、語感がいいです。 そういえば、現代の中国語でも「白湯」を「パイタン」と呼びますからね。 で、「婆」は「妻」の意味で、妻のかわりに抱いて寝ることから...

江戸のお寺

この所公私とも忙しく、日記の方すっかりご無沙汰しておりました。 さて最近ネットサーフィンで見つけたブログでとても興味深いものがありましたので、ご紹介します。 「江戸のお寺 浮世草子」 http://www.higan.net/blog/edo/江戸研究家の安藤優一郎氏が文章を寄稿なさっておられます。 どうやら「虚空山彼岸寺」という仮想寺院のコンテンツの一部のようで、こちらもなかなか面白そうです。 http://www.higan.net/...

イチロー・スペシャル

昨夜はNHKで、「プロフェッショナル・仕事の流儀・イチロー・スペシャル」を見ました。イチローは自他共に認める野球の天才ですが、プロ野球ファンとしては、今一つ親しみにくいというか、なじめない所を感じていました。それがワールドベースボールクラシックで、日本代表チームのリーダー的役割した頃から段々と変ってきて、「あれ、こんなに明るかったっけ?」と思いました。(そういえば、ドラマの「古畑任三郎」に出演してまし...

謹賀新年

皆様 明けましておめでとうございます。本年もよろしく御願いいたします。予報はことによったら雪ということでしたが、有難いことに名古屋では美しい初日の出が拝めました。写真は我が家の前の東海道から立ち昇る初日の出です。...

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プロフィール

一風斎

Author:一風斎
鉢花と観葉植物のレンタルの仕事をしてます。
江戸時代特に「浮世絵」が大好きです。

E-mail
poirot@sc.starcat.ne.jp

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